「突然退職」が増えています
このところ、
「職場の人間関係で悩んできた。ずっと我慢してきたけれど精神
的にもう限界。今すぐ辞めたい」という相談がかなり増えています。
このように、相談に至り声があがるケースはまだましですが、
場合によっては一切声があがることないまま、突然退職届が送ら
れてきて、引継も行われまま、事後対応に追われるケースも少なく
ないようです。
『業務内容』とは異なり『人間関係』という答えの出しにくい
問題については、
「相談していいのか悪いのか分からない」
「このように感じている自分に問題があるのかもしれない」
「相談をしたらより相手方との関係が悪くなるかもしれない・・・」
といった様々な憶測が働き、悩みを言葉にすることを躊躇する
傾向があります。
誰にも言えずに悩んだ結果、食欲不振や睡眠不足から体調面に
影響が出てしまい労使双方にとって、苦しい結末に至ってしま
っているのでしょう。
ゴールデンウイークの期間には、「5月病」と題して、
入社後、精神的な不調をきたし退職代行を利用して退職する
新入社員が増加している、という報道もなされていました。
体調不良による突然の退職はどうすれば防げるのでしょうか・・・?
管理者向け、および従業員向けに定期的にハラスメント防止研修を
行う、1オン1ミーティングを行う等も対策の一つとして挙げられ
ます。また事案の早期発見のためには、気持ちを吐き出しやすい
ハラスメント相談窓口の設置というのはもはや欠かせない対策の
一つとなっています。
ある日突然、退職届が届き引継がなされないまま欠員がでてしま
ったら今度は、残っている従業員の皆様の負担が増しそこで新た
な問題が生じることにもなりかねません。
事案の早期発見、早期改善のため、対策の一つとして当窓口のご
利用を是非ご検討ください。