相談員紹介

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辛い思いをされた方にお勧めしたい資格『産業カウンセラー』

「職場の人間関係で精神疾患を発症してしまい休職中です…。休職期間を終えたら復職すべきか、退職して新たな道を進むべきかとても悩んでいます」このような相談を受けることが度々あります。相談員の立場としては、できるだけ、ご相談者自身の自由意思を尊重しながらお話を伺うよう努めます。 ただ一度だけ、対面相談を行...

「マルハラ」問題を考える

 昔、友人から、「Lineの文章が端的でおもしろい」と言われたことがあります。しかしその端的な文章をさして、別の友人からは「絵文字がなくて素っ気ない」と言われました。はたまたそれを聞いた別の友人からは「無駄がなくて丁度いい」とも言われました。私自身、特にこだわりはなかったのですが「素っ気ないと人と思...

スルースキルを身に付ける

ハラスメント相談窓口でお話しされる人の多くは、精神的に参っている部分があると感じます。「こんなひどい言い方しなくても・・・」「なぜ自分だけに・・・」と、ネガティブな言葉や態度を浴びると、とてもストレスを感じますよね。相手の性質を理解することが出来れば、腑に落ちることもあるかもしれませんが、なかなかそ...

職場で感じる孤独 (パート2)

相談者と相談員は、一期一会。それでもAさんの孤独感を一時的に和らげることが出来ました。身近な人であれば、より和らげてあげることが出来るのではないかと感じます。 人の話を聴く、というのは大変だと思うかもしれません。ですが、笑顔で挨拶をする、ちょっとした声掛けをする、といったことなら、誰にでもすぐに出来...

職場で感じる孤独 (パート1)

ハラスメントの相談をお受けしていると、「孤独を感じているのだな」と感じることが多々あります。そんな時、職場において一番大切なのは「孤独な従業員を作らない」ことだと考えます。それは、職場の規模が少人数であればあるほど、パワハラ対策のヒントになるのではないでしょうか。 従業員数100名未満の職場で勤務す...

会社制度が引き起こすジレンマ (パート2)

制度や施策に対する認識のズレの要因の1つに、世代間ギャップもあると感じます。世代によって、経験してきた職場環境や働き方には違いがあります。ミスをしたら怒鳴られるのは当たり前、残業してこそ一人前、といった環境で働いてきた人もいるでしょう。家事や育児はすべて妻がやってきた、という男性も多いのではないでし...

会社制度が引き起こすジレンマ (パート1)

ハラスメント相談窓口には、会社の制度に関連した相談が寄せられることもあります。本来、従業員のための望ましい制度なのに、その制度によって負の感情が生み出されてしまう・・・、といった事態がしばしば起きているように感じます。なぜそのような事態が起きてしまうのでしょう・・・。 ここ数年、働きやすい環境を目指...

「アルハラ」…宴席の場で気を付けたいこと

年末年始のハラスメント相談窓口には、職場の飲み会でのハラスメントについての相談が多くなるものです。・飲み会の参加を断ったら「協調性がない」と怒られた・評価にひびくので、強制参加になっている・失礼なことを言われたのに『酒の席だから』と軽く流された等々・・・、悲痛な声をお聴きします。 特定非営利活動法人...

「聞く」ことができる職場環境作り (パート2)

この両者の隔たりを埋めるのは難しいものです。新人側は「パワハラだ」、上司側は「やる気がない」「報連相が出来ない」と、お互いが相手を責める考えに固執しがちです。ですが、お互いに「聞く(=質問する)」ことが出来ていれば・・・、このような事態には陥らなかったのではないでしょうか。 こうした事態は、新入社員...

「聞く」ことができる職場環境作り (パート1)

相談をお受けしていると、職場のコミュニケーションとして「聞く(=質問する)」ことが出来ていたら・・・と感じることがあります。新人のAさんは、上司から「これやっといて」と言われると「承知しました」と答えます。ところが、しばらくしても取りかかろうとしません。見かねた先輩が「大丈夫なの?」と声をかけますが...

相談員が大切にしていること

今回は、私ども電話相談員がどのような思いを持って相談を受けているのか、紹介したいと思います。 相談員Aは「情景を描きながら聴く」ことを大切にして、相談を受けているそうです。Aは「相談者の話を聴きながら浮かんできた情景を俯瞰すると、相談者の心情がわかる」と話しました。相談者にどのようなことが起きたのか...

「涙活」による内面浄化

 職場の人間関係に悩んでいる方からの相談では、「気がつくと涙が出ている」「涙が止まらない」といった症状を訴える方もいらっしゃいます。悲しいとか、泣きたい気分になった訳でもないのに涙が出てくる・・・、それは、過度なストレスに身体が耐え切れずに悲鳴を上げている状態かもしれません。そして、その症状は、うつ...

「成長できない」と感じる職場

「上司と話してるとやる気がなくなる」「今の職場では成長できない」という相談をお受することが度々あります。「成長できない」と感じる要因は様々かと思いますが、今回は「部下のやる気をなくす上司にはどのような特徴があるのか」について考えてみたいと思います。 ① 正しいのはいつも自分と思っているいつも自分の考...

小さな「芽」のうちに話してみる

外部窓口では、働きづらさを感じる“何か”は、もしかするとハラスメントに発展してしまう“芽”なのかもしれないーーーその思いから、どんな些細なことでも話をお聴きします。会社にとっては、起きてしまったハラスメントに対処することはもちろんですが、ハラスメントを未然に防ぐことも大切なことだと思います。 そのた...

職場の「上司」に話すきっかけに

 窓口にお電話くださる方の中には、「ハラスメントだと認定されなかったら、相手との関係が悪くなるだけ」「こんなこと、上司にも相談できないし・・・」と相談自体を迷い、なかなか本題に入れない方もいらっしゃいます。そうした方々には、「相談して大丈夫」と背中を押してもらいたい、という気持ちが、少なからずあるよ...

「同調圧力」加害者となってしまった人の心の声

「同僚が上司からパワハラを受けている。助けてあげてほしい」そんな訴えを話した相談者がいました。パワハラの場合、当事者ではなく、第三者から相談を受けることもあります。「見ていられない」「許されるべきことではない」といった第三者の視点、正義感からの相談もあります。相談員として、それはとても良い風潮だと、...

「先入観」なしで話を聴く

「静かないじめなんです」電話がつながるなり、唐突につぶやいた方がいました。相談員:「静かないじめ、、、ですか・・・」相談者:「はい、、、」そして、職場の人間関係の悩みを話し始めました。 同僚の女性から、他の人には分からないように相談者の業務をやりづらくされる、という嫌がらせです。同僚は人前で怒鳴るわ...

一緒に働く人を「使える」と表現する人の特徴

 相談員としても、日常生活の中でも、一緒に働く人を「使える」という言葉で表現する人に違和感を覚えることがあります。例えば「今度の新人、コミュ力ないけどデータ入力は早いから使える」「新しい上司、仕事は遅いけどクレーム対応がうまいから使える」という発言です。これらの発言をする人には共通して「自分の話ばか...

『アンコンシャス・バイアス』が引き寄せるネガティブな感情

 アンコンシャス・バイアス・・・という言葉、聞いたことはありますか?心理学の概念である「認知バイアス」の一つで、無意識の偏見や思い込みから偏ったモノの見方をしてしまうことです。「無意識バイアス」「潜在的ステレオタイプ」とも呼ばれます。例えば、血液型を聞いて「きっとこんな人」と思ってしまう、それから、...

「睡眠」は、大切なエネルギー供給源

 ハラスメントの相談をお受けしていると、「眠れない」と訴える方が多数いらっしゃいます。睡眠をしっかりとることは、ストレス要因解消の一助にもなりますし、免疫力アップの対策としても重要なポイントです。“眠る”・・・それは、生きる上で欠かすことのできない本能的な欲求でしょう。食事は栄養剤や薬などで代用する...

「問題社員」がいる職場こそ研修を

先日友人からこのような話を聞きました。その友人の職場には、いつも職場の人の悪口を言う女性社員がいるそうです。様々な雇用形態の人が働く職場で曜日によって出勤者が異なるようで、その女性社員は、いつもその場にいない人の悪口を言っています。だからその女性社員はみんなにとても嫌われています。「ああいう面倒な人...

相談後の対応、『初動』が肝要

実際に相談が入った場合、会社の担当者としてどのような対応をすればよいのか戸惑ってしまうのも無理からぬことかと思います。ハラスメント対応に特化した部署であればまだしも、他業務と並行してハラスメント対応を担っている場合には、さらにハードルが高いことだと感じます。とはいえ、会社には、職場環境配慮義務があり...

話を「聞く」だけの相談・・・、

こんな相談がありました。数年前、上司からのパワハラがあり、当時社内に設けられていた「ハラスメント相談窓口」に相談したそうです。この時は上司の名前を出さずに。翌日、担当者が訪ねてきたそうですが、相談者の話を聞いただけで、上司の名前を聞かれることもなく、特に何の対応もなかった。状況は変わらず、、、相談者...

「もっと早く相談すればよかった」(パート3)

こびりつきは力では落とせない。それより丁寧に、丁寧に、温めながら拭き取るハラスメント被害者は、相談をためらってしまうものです。ですが、「もっと早く相談すればよかった…」、この思いは、相談者だけでなく、周囲の人も抱いている思いではないでしょうか。 相談者は、課長や周囲の人のフォローがあったからこそ、か...

「もっと早く相談すればよかった」(パート2)

その後も主任の言動は変わらず、、、主任補になった相談者は、本来、主任が行うべき業務まで丸投げされていたそうです。「自分が主任の期待に応える仕事をすれば、主任も変わってくれるだろう」、相談者はそう思い、主任の暴言に耐えながら頑張ってきました。周囲も、そんな相談者を心配し、様々なフォローをしてくれたそう...

「もっと早く相談すればよかった」(パート1)

「もっと早く相談すればよかった…」そう呟いた相談者がいました。10数年前に入社した相談者は、入社当初から、主任の言動が高圧的でパワハラなのではないかと感じていたそうです。主任はそもそも気性が荒い性格で、プライドが高く自分の非は認めない、乱暴な言葉を発するタイプだそうです。そして相談者に対する言動が特...

清掃員と相談員の共通点 ③「丁寧に」

こびりついた汚れ、、、ついつい力任せにこすってしまいますよね。ですが、こびりつきは力では落とせない。それより丁寧に、丁寧に、温めながら拭き取る方が効果的。温められたこびりつきは、やがて柔らかくなり、そして徐々に徐々に、、、薄くなり、ほぐれていく。稀に、持論に凝り固まった相談者がいらっしゃいます。そう...

清掃員と相談員の共通点 ②「ゆっくりと」

時間を意識して手早く済ませようとすると、かえって汚れが広がることがある。手早く、、、それは、“雑”になってしまうことにもつながる。雑に扱われた素材は、汚れを拭い去ることを許さない。手早く、よりも、ゆっくりゆっくり拭くほうが、むしろ早く素材がきれいになる。相談員も、話が冗長になった時には終結に持ってい...

清掃員と相談員の共通点 ①「目線をあわす」

ある施設の清掃業務をしている知人から、こんな話を聞きました。お掃除のコツ。① 汚れに「目線を合わす」② 焦らずに「ゆっくりと」③ こびりついた汚れほど「丁寧に」 この話を聞き、私たち相談員の仕事にも共通する考えだと感じました。 ① 「目線を合わす」自分の立ち位置から見ているだけでは、目立つ汚れは落と...

「面倒な人」に関わり合わない組織風土

いつも職場で仕事中にコソコソ誰かの悪口を言ってるAさん。注意すべき立場にいる上司Bさんも一緒になって誰かの悪口を言っている。この2人は社内で「面倒な人」という位置付けになっており、誰も声をあげない。みんな「関わり合いたくない」と思っている。みんながみんなそれで良ければ、「こういうものだ」という慣れが...

国交省 カスハラ対策で省令改正「乗客側から氏名や顔写真がみえない様式に」

国交省は、タクシーやバスなど旅客自動車運送事業者の運転者証に関する省令を改正し、乗客側から氏名や顔写真がみえない様式に変更するとしました。一部の乗客が車内に掲示する運転者証を無断で撮影し、SNSで公開するなどのカスタマーハラスメント問題を受けてのもの。運転者のプライバシーや安全を確保して働きやすい環...

某アイドル事務所 「性的行為」問題について

以前、某アイドル事務所に所属していた男性が、当時の社長で4年前に亡くなった同社代表に性的な行為を受けていたと会見で述べました。 その後この問題をマスコミ各社が大きく報じないことについて批判が集まっているようです。 そこで考えてみます。報道は本当に必要なのか・・・? もし会見等で述べられた内容が事実で...

4人に1人 「就活ハラスメント」

2024年春の大学卒業予定者の採用に向けた広報活動がスタートしました。そんな中、気を付けたいのが学生に対する「就活ハラスメント」です。 厚労省の調査によると、2017~19年に新卒で就職活動をした人のなかで、「就活ハラスメントを受けた」と回答した人の割合は4人に1人に上ってます。就活ハラスメントは、...

「パワハラ防止研修」従業員自らが作る行動指針

前回、有限会社春華堂の採用サイトについてご紹介しました。従業員自らが考える機会を持ち、互いに言葉を交わし、「わたしたちは何を大切にしているのか」を自らの言葉で定義づけていくことは、組織として一体感を持つ上で非常に有効で、素晴らしい取り組みだと感じています。  当社が提供しているサービスに、実はこれと...

採用時のミスマッチを防ぐ

「入社前に抱いていた期待と現実のはざまでショックを感じる」このような相談を受ける機会が時々あります。「3年3割問題」(新卒採用で獲得した大卒人材が3年以内に3割辞める)、と言われる若年層の早期離職をどう防ぐのか・・・。これについては、採用段階でマイナス面も含めて正しい情報を伝えることが重要と言われて...

心が疲弊したときに「やるべきこと」

相談窓口では、ハラスメントによってメンタルに不調をきたし、「朝起き上がれない」「涙が止まらない」「まともに仕事ができない」といった症状を訴える方もいます。そうした症状によって初めて、「自分は精神的に参っている」ということを自覚するようです。そして、「周囲に迷惑をかけている」と考え、「何もしない、でき...

事実を伝えることは、「誹謗中傷」なのか・・・?

相談窓口にお電話下さる方の多くは、通話の冒頭で「ハラスメントにあたるか分からないですが・・・」と切り出します。そしてその状況、例えば「胸ぐらをつかまれて罵声を浴びた」「後ろから突然蹴られた」といった、身体的暴力を伴うような話をする方もいます。 身体的暴力がありながらも、「ハラスメントなのでしょうか…...

『労基署に行く』と言うことの真意

相談をお受けしていると、「労基署」というキーワードが出てくることがあります。それは10年以上前からしばしば出てくるキーワードでしたが、使われ方が変わってきたと感じます。 以前は、「会社が対応しないなら、労基署に行こうと思っている」と言う方がほとんどでした。その心理としては、言葉通り「対応してくれない...

報告書に込める想い(パート2)

相談者の「思い」を受け止め、報告内容がなんとなくまとまってきたら、次は「5W1H」につながる具体的な内容、不足している情報を確認します。とはいえ、「5W1H」だけを尋ねると、尋問のようになってしまい、相談者の心は相談員から離れ、最悪の事態としては電話を切られてしまうかもしれません。そのため、自然な流...

報告書に込める想い(パート1)

相談窓口では、受けた相談内容を報告書にして会社に届けます。報告書では、要点や事実だけを記載するのではなく、相談者の「思い」もそのまま伝わるように心がけています。とはいえ、会社にとっては、まずは「何が起きているのか」が欲しい情報かと考えます。 「いつ」「どこで」「何が」、いわゆる「5W1H」、そうした...

「育児中の就業」を考える

子どもの保育園への送り迎え、子どもの発熱による遅刻や早退、、、そうしたことが、職場ではしばしば問題になるようです。相談窓口には、子育て中の人から「迷惑をかけているとは思うけど、どうしたらいいのか」といった相談を受けることがあります。また、子育て中の人の言動に対して、同僚や上司からの相談もあります。さ...

相談したことによる二次的被害(セカンドハラスメント)について

セカンドハラスメント:ハラスメント被害を受けた従業員が、相談をしたことによって再度、二次的に傷つく被害のこと。相談したことによって二度目の被害を受けてしまったとしたら、相談者の傷がさらに深くなるだけでなく、場合によっては担当者に問題あり、とされてしまってもしかたありません。 相談窓口では、セカンドハ...

「生身の人間」だからできること

相談窓口では、さまざまな人からのお電話をお受けします。ハラスメントを受けた理不尽な思いをぶつけてくる人、ハラスメントによってメンタルの問題を抱えたが生活があるので辞められないという人、、、ハラスメントを受けたことによるつらい心情を訴える相談者は、電話の向こうの温かいぬくもりが感じられるような「生身の...

「これってハラスメントですよね?」

「これってハラスメントですよね?」「どう思いますか?」 相談窓口では、このような質問を受けることがあります。相談員は、相談者の思いを会社にお伝えするのが役目であり、事象について判断をすることはありません。こうした質問の裏にある相談者の不安や、「きっとハラスメントだろう」という考えを受け止め、どういう...

インシデントでの相談

インシデントーーー実際には事故には繋がらなかったが、重大事故に至る可能性がある潜在的事象。1件の重大事故があれば、その背後に29件の軽度の事故があり、300件のインシデントが潜んでいると言われています。 ハインリッヒの法則ですよね。 この法則に基づいて、不安全行動や不安全状態をなくすことによって、重...

「被害者の声」が会社を救う架け橋に

職場におけるパワーハラスメントの定義が明文化されて10年が経ちました。相談窓口に寄せられるパワハラの相談も日々多くなり、内容も多岐にわたっています。時には、被害者本人からではなく、その様子を見かねた同僚の方、家族の方からのご相談もあります。  パワハラの相談を受けていて感じること、、、被害者は心身と...

時を経てからの相談

相談窓口では、最近起きた出来事について話す方が多いです。出来事の直後に、怒りにまかせて電話をかけてくる方もいます。ですが、かなり前に起きた出来事について話す方もいます。 「報復が怖くて今まで言い出せなかった」「ハラスメント研修を受けて、改めてあの出来事はハラスメントなんだと感じた」 といった理由での...

ボディランゲージの大切さ

相談窓口では、言葉による暴力だけでなく、威圧的な態度や舌打ちいった相手の行動にも傷つく、という相談を受けることもあります。例えば、「ありがとう」という言葉、これを足や腕を組み、イラついた仕草で伝えたら・・・相手にとって「ありがとう」という言葉本来が持つ好意的な意味として伝わるでしょうか。舌打ちや、常...

「良かれと思って・・・」

先日、こんな話を聴きました。入社してまだ数か月の方です。先輩からの指摘が強すぎて少々凹みながらも職務を全うしようという気概に溢れ、出社時間がどんどん早くなっています。自主的ではあるものの、拘束時間が長いことに少々不満もあります。その愚痴を同僚に吐いていたところ、上司の耳に入りました。上司はその方との...

「成長につながる」教育・指導

 昨今、部下を持つ方々から「指導していただけなのに、パワハラだと訴えられた」といった相談のお電話を受けることが多くなりました。 「少し厳しく注意したら、次の日から会社に来なくなった」といったような経験をされたことはないでしょうか?社会経験が浅い場合、厳しく注意されることに不慣れな人が少なくありません...