ボディランゲージの大切さ

相談窓口では、言葉による暴力だけでなく、威圧的な態度や舌打ちいった相手の行動にも傷つく、
という相談を受けることもあります。例えば、「ありがとう」という言葉、これを足や腕を組み、
イラついた仕草で伝えたら・・・
相手にとって「ありがとう」という言葉本来が持つ好意的な意味として伝わるでしょうか。
舌打ちや、常にポケットに手を入れている態度、、、
それだけで威圧的で怖い、と感じられることもあります。

相手に不安や不信感を与えたり、否定的な感情を抱かせたりしてしまう言動を取らないためにも、
言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションが一致した状態で
メッセージを発信することが大切です。言語表現と非言語表現が一致しない場合、人は、
実際の言葉よりも非言語=ボディランゲージを信じる傾向にあります。
ボディランゲージは、使い方を間違えると誤解を招くこともあります。
言語的なコミュニケーションの内容を正確に、かつ効果的に伝えるには、
好意や信頼、敬意などを想像させる非言語的コミュニケーションが重要になってくると思います。
 
なにかボタンの掛け違いのようなことが起こっているな、、、
と感じたら、今一度、ご自身のボディランゲージを振り返ってみてはいかがでしょうか。